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松本清張デビュー前の作品発見 ミステリー仕立てなど2小説
昭和を代表する作家、松本清張がデビュー前に、別のペンネームでミステリー仕立ての作品など2つの小説を発表していたことが研究者の調査で確認されました。研究者は「清張の幻のデビュー作と言える」と話しています。
松本清張は、『点と線』や『砂の器』などの推理小説のほか、ノンフィクション作品を手がけたことでも知られる昭和を代表する作家の1人です。
今回確認されたのは『ある盗賊の話』と『百八煩悩』という4000字に満たない小説2作品です。
いずれも清張がデビューした前年の1950年9月、朝日新聞西部本社が発行した「朝日ウィクリー」という新聞に掲載されていたのを大阪大学大学院の斎藤理生教授が横浜市の日本新聞博物館で確認し、清張の作品だと特定したということです。
このうち『ある盗賊の話』は実在する美術品を題材に、コレクターと泥棒の駆け引きをテーマにしたミステリー仕立ての作品で、ペンネームの「志和隆晴」に母親の出身地の地名と、清張の三男の名前が使われていることなどから特定に至ったということです。
また「松本寛隆」というペンネームで書かれた『百八煩悩』は、信仰への迷いに苦しむ和尚が煩悩によって転落する姿を風刺的に描いています。
斎藤教授は、「間違いなく清張本人が書いた作品で幻のデビュー作と言える」と話しています。
横浜市の日本新聞博物館では8月2日から30日まで2つの作品が掲載された新聞の現物を展示する予定です。
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以上の記事は、ONCC総合文化を学ぶ科の岩井信夫氏から紹介されました(2026/7/31)


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