総合文化を学ぶ科の講義会場、豊中市立文化芸術センター一帯は、かって星ヶ丘茶寮という高級料亭の敷地だったそうです。 昭和10年に開設された星ヶ丘茶寮は、北大路魯山人が経営に関係していた料亭で、4000坪の敷地面積があり、庭園の池にはボートがたくさん浮かんでいたとのことです。 そういえば、中ホールのホワイエから外を見ると、今でも大きな池がすぐそばにありますね。 戦争中に空襲で焼けたそうですが、戦後復興して、昭和40年代半ばまで営業を続けていたそうです。 昭和40年頃なら、阪急宝塚線で毎日通学してたのですが、この星ヶ丘茶寮のことは、全く知りませんでした。 最近、増山実の小説「今夜、喫茶マチカネで」を読んでいたら、この星ヶ丘茶寮のことがちょっと出てきて、それで初めて知りました。 ちなみにこの小説は、阪急「石橋駅」がモデルの「マチカネ駅」近くの「喫茶マチカネ」を舞台にした、ローカル色満載のほのぼのとした小説です。 ウィキペディア「星ヶ丘茶寮」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E3%83%B6%E5%B2%A1%E8%8C%B6%E5%AF%AE レファレンス事例詳細「大阪星岡茶寮について」 https://web.archive.org/web/20150429013914/http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000117823
大阪 星岡茶寮 開設の弁 https://www.rosanjin.net/3505-oosaka.htm
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