2023年6月25日(日)大阪大学中之島センターで開催された、第144回懐徳堂春季講座へ行ってきました。
第1部 13:30~15:00
大阪大学総合学術博物館蔵≪蝦蟇帖≫についてーーー蛙を愛し、蛙を描く
講師 門脇むつみ[大阪大学准教授]
第2部 15:15~16:45
もうひとつの≪ロシの少女≫ーーー佐伯祐三の芸術と絶筆の問題
講師 橋爪節也[大阪大学名誉教授]
橋爪講師の講義は、5月16日の総合文化を学ぶ科での講義内容に、佐伯の絶筆についてのさらに詳しい考察を加えられたものでした。
門脇講師は、本年10月3日に別テーマで総合文化で講義していただく予定ですが、江戸時代の大阪商人が23人の画家に蛙の絵を描いてもらった≪蝦蟇帖≫について、時代背景も含めいろいろな考察を加えられた、興味深い講義でした。
また、本年10月から11月にかけて豊中市立文化芸術センター等で開催予定の展覧会「豊中市蔵 京‣大坂 日本絵画の精華~花鳥画の名品から俳画の珍品まで~」の予告紹介もありました。
両講師とも、いつものように詳しく楽しい講義でした。
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